高齢者とペットの暮らし(2)〜じいちゃんのためにできること〜

2020年2月22日

今回は前回話したじいちゃんのために我が家で何ができるか考えた結果について話していこうと思います。



じいちゃんの現状

・動物が好き

・もうすぐ80歳ということもあり、この先あと何年生きられるかわからない

・しかし、このまま家にいてボーッとしているだけでは運動能力や認知能力が低下するだけではないか?

我が家で考えたこと

それはじいちゃんのために誕生日も近いので最後に何かペットを買ってあげよう!ということです。(万全のサポートはしてあげるのが前提です)

家族会議開始!

ここで家族で本格的に話し合うこととなったのですがここで問題が出てきました。

問題とは

どの動物が飼いやすくてじいちゃんのためにはいいのかということです。

本人に聞くのが一番早くていいのかもしれませんが、そんなことをしたらばあちゃんには反対され、じいちゃんも本心では欲しいと思っていても断らざるを得ない状況になることは目に見えているのでそれはできません。

ということで我が家で考えてサプライズで持っていくことにしました。

我が家ではまずじいちゃんに買う動物の条件について考えていきました。

動物の条件

じいちゃんがもし飼育放棄した際に我が家で飼える動物であること

抱っこしたり、手から食べ物をあげたりできコミュニケーションの取れる動物であること

毎日必ずやらないといけない世話があること

寿命が短すぎず、長すぎないこと

じいちゃんが一人でも近所のペットショップに必要なものを買いに行けること

それでは!この条件について1つ1つ見ていこうと思います!

①じいちゃんがもし飼育放棄した際に我が家で飼える動物であること

じいちゃんは昔は気長で細かい作業は地道な作業を継続してやることができるマメな人でした。

ですが、退院してからは何をやらせても続かなかったため今回も辛くなって諦めてしまう場合があるのです。

そうなったらじいちゃんに動物を与えた我々がその子を引き取ってあげるのは当たり前のことです。

そうなった時我が家には、むさしもいるのであまりに手のかかる動物は厳しいということである。

②抱っこしたり、手から食べ物をあげたりできコミュニケーションの取れる動物であること

 直接触れ合うことができれば、じいちゃんも一人の時間に退屈しないで済む。

 さらに毛の生えた動物であれば触ることによって指の神経が刺激され認知症の予防にもなると言われており、また餌をあげる時や遊んでいる時でも動物とでも話すことがあったり、ばあちゃんともペットをきっかけに話すことがあると思うので、自然と口数も増えるはずなのです。

 そして、何より大切なのはじいちゃんにとって動物と直接触れ合えるのは何よりも嬉しいはずである!

③毎日必ずやらないといけない世話があること

 じいちゃんは普段何もせずにボーッとしているだけでほとんど動かないのでこちらからするとボケなどがとにかく心配なのである。

 そこで毎日何かやらなければいけないことがあれば嫌でも動かざるを得ないのである。

 実際に今動物を飼っている方ならわかると思うが自分の愛するペットのために動くのはそれほど苦ではないはずである。

④寿命が短すぎず、長すぎないこと

・寿命が短すぎる

 じいちゃんのできるだけ最後まで一緒にいることのできる動物を探しているため短すぎる動物だとあまり意味がなくなってしまう。

 また、先にペットが死んでしまった場合また何もやらなくなり、さらにペットを失った絶望感はかなりきついものがあるだろう。

・寿命が長すぎる

何十年も生きられるペットだと我々も世話が大変となってくるのでできれば10年前後の動物が好ましい。

⑤じいちゃんが一人でも近所のペットショップに必要なものを買いに行けること

じいちゃんの家から徒歩5分程度の場所にペットショップがあるためそこにエサなどが売っていて、ペットのためにじいちゃんが外に出てくれればいいのだ。

そのため、珍しい動物ではなく一般的なペットとしてメジャーな動物でいいということだ

これまでの話だけではじいちゃんを動かすためだけに動物を利用しているように思われるかもしれない。

一部それは否定できないところもあるが、1番の気持ちとしてはじいちゃんに最後もう一度、動物に触れてもらい動物を育てる楽しさ動物の可愛らしさを一番身近で感じて欲しいからである。

これが私たちにできる最後の大きな親孝行になるのではないかと思う。

 いざ持って行ったときに断られたのならそれはこっちが勝手にしたことなので仕方ないと思うが、行動は起こすことが大切であるためこういう結論に至ったのだ。

次回

今回挙げた条件から具体的な動物の名前を挙げて、最終的に決定した動物を紹介しようと思います!

是非見てください!!

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