高齢者とペットの暮らし(7)〜動物の持つ力①〜
今回は前回までいい感じに進んでいたじいちゃんにウサギをサプライズでプレゼントという計画ですがついに足踏みをしてしまったのでそれについて話していきます。
原因
それは私の用心深い性格の発動である。
ウサギについて毎日のように調べていると一気に不安が。。。
特にウサギの習性についてである
気になるウサギの習性
①じいちゃんに買おうとしているウサギは基本的に小さいため骨が折れやすいことである。折れてからの介護なども考えるとじいちゃんには大変なことは間違いない。
その介護の仕方というのが朝イチ盲腸便を食べさせなければならなく、盲腸便が出るのを朝から見張っていないといけない。
また、ウサギのことを診てくれる病院も少ないということだ。。
②オスの場合は自分の縄張りや自分の強さをアピールするためにするスプレー行動というのがあり、尿を巻き散らかすようだ。
またメスの場合は偽妊娠と言い妊娠をしていないのに妊娠したような行動をし始め攻撃的になったりしたりするという。
これだけ難しい習性を持っているウサギの飼育をじいちゃんは望んでいるのだろうか。
ここでまた考える日々に突入
そんな時に…
悩み出した頃、じいちゃんの弟が全身性アミロイドーシスという難病指定されいる病気にかかってしまい結局治ることはなく、亡くなった。
若い頃にじいちゃんと二人は故郷から遠く離れた現在の地域で近くに住み、日々困った時は助け合ってきた最愛の弟であった。
じいちゃんが脳出血で生死をさまよい運よく生還し、リハビリに励んでいたときに何度も見舞いにもきてくれていつでも側で支えてくれていた弟であった。
じいちゃんはすっかり落ち込んでしまい、一段と口数も笑顔も減ってしまった。
じいちゃんの弟の家のトイプードル

じいちゃんの弟の家ではトイプードルを飼っていた。
その子は動物が好きな人がわかるのだろうか、動物好きな私や息子が家に行くとすぐに寄ってくる。
これはじいちゃんにおいても同じであり少し違う。
このトイプードルはじいちゃんの弟に愛情をたくさん注がれて育っており、じいちゃんの弟には常について歩いていた。
じいちゃんが家に行くとトイプードルは真っ先にじいちゃんの元に寄って行き、お腹を撫でてとひっくり返る。
これにはじいちゃんも自然と笑顔になっていた。
この様子を見ているとまるでじいちゃんの弟とトイプードルの関係を見ているようであった。
こういう姿を見ていると動物のパワーを改めて感じることになったと同時にじいちゃんが動物好きだと感じた
また、じいちゃんの弟の奥さんであるおばちゃんに話を聞くと、家で一人になってから犬の足音や遊んでいるおもちゃの音が聞こえるだけで寂しさが紛れるそうだ。
じいちゃんも基本的に家で一人でいることが多いので動物にはそんな効果もあるのかと学べた。
次回
今回はじいちゃんの弟の死を受け改めて動物の力を感じた出来事を紹介した。
ここ数日でもう1つ動物の力を感じる出来事があったので次回はそれについて話していこうと思います!
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