高齢者とペットの暮らし(19)〜ばあちゃんへの想い〜
今回は少し前にも話した通りばあちゃんへの想いについて話していきたいと思います。
反省
脳出血からリハビリを経てすっかり老いたじいちゃんのことばかり気にしていて元気なばあちゃんの事は全く気にしていなかった。
おとちゃんを見た時のばあちゃんの笑顔や飼育に関して意欲を感じた時、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
普段ほとんど話すことのないじいちゃんとの暮らし、
パート勤めをしてばあちゃんもストレスを感じていて何か癒しや変化が欲しかったことに全く気づかずに「ペットをいらない」ただその言葉だけを信じていた。
ばあちゃんだってずっと猫との暮らしをしていたので何もできないわけではないのに、
こっちの勝手な判断でじいちゃんにだけ任せようとしていたり、別にペットが嫌いなわけではないのに何も気にしていなかった。
おとちゃんの飼育をばあちゃんは引き受けてくれたが、
じいちゃんが本当に何もしなかった場合、
じいちゃんのご飯も作ってパート勤めもしてウサギの世話もしてとばあちゃんの負担が増えるだけなのも気づいた。
明日ばあちゃんには伝えよう。
ウサギの飼育が負担に感じたり、面倒だと思ったら無理せずに言って欲しいと。
いくらウサギが可愛くて癒しを与えてくれる存在だからといって無理をし過ぎて体を壊されては元も子もないためそこは正直に言ってもらおうと。
我が家が勝手に計画してやったことのため何かあったらちゃんと責任を持つことを伝え、助け合う約束を改めてしようと思います。
高齢者にペットを与えるということについて

前回も少し似たようなことを話したのだが今回もこのことについて話していこうと思います。
実際にじいちゃんにウサギをサプライズでプレゼントしたことは大成功でもあり、大失敗でもあった。
そして、ばあちゃんの存在の大きさを実感し、自分が情けなくなり反省した。
でもおとちゃんをプレゼントしなければじいちゃんとばあちゃんのあんな満面の笑顔を見ることはこの先にあっただろうか?
じいちゃんの性格の変化に気づくことはあっただろうか?
ばあちゃんの抱えている現実的な状況、本音を知ることはあっただろうか?
きっと何もわからないままだったと思う。
改めて高齢者がペットを飼うことの難しさが分かった。
ペットを里親に出している人たちが高齢者には任せられない理由としてペットに何かあったときに対応できなかったり、
ペットよりも先に亡くなってしまったり、
病気になって入院することになるとペットだけ取り残されてしまう状況になることが心配であるということは考えられた。
今回のように以前までペットを飼うことが好きだった人が病気などの影響で気分の変化がおきペットを飼ってみてもいざ飼育を始めるとなると、
急に「めんどくさい」というような理由から飼育が疎かになってしまう可能性があることも考えられるのではないかと感じた。
今はばあちゃんがおとちゃんのことを受け入れてくれてなぜウサギをプレゼントしたのかということを説明したらそのことも理解してくれて「ありがとう」まで言ってくれた。
じいちゃんとばあちゃんがおとちゃんとの生活・飼育に慣れるまでは行ける時は家まで行き、手伝い、
行けない日は電話で様子の確認してじいちゃんばあちゃんが困っていたり疲れているかも気にしながら生活していくことを決めました。
我が家はみんな協力してくれるということなので心強い!!!!
次回
ばあちゃんにおとちゃんのことを託してその翌日にまた見に行ったのでその様子についてお伝えします。
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