保護犬と譲渡犬は何も悪くない(1)〜犬を飼う前に考えてください〜
私は現在里親募集サイトに出されていたミニチュアシュナウザーのむさしを飼っています。
むさしが里親募集サイトに出されいた時は、生後6ヶ月過ぎくらいでした。
その前まではペットショップで購入したミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
さすけは病気でもう亡くなってしまったのですが、さすけが亡くなってから里親犬のむさしを飼ったので色々と思うことがあったのでその話をします。
目次
ペットショップやブリーダーで購入した子
さすけは2008年5月6日生まれペットショップで買った子です。
2008年6月21日に我が家の家族になりました。
さすけが我が家に来た時は生後45日程しか経っていませんでした。
そのためパピー期の頃の可愛さを知っています。
パピー期から犬を育てる楽しさも知っています。
初めて犬を飼う時は、ペットショップやブリーダーから買った方がサポートが手厚かったり、子犬の子も多くいて購入する気持ちもわかります。
それでも購入する際にやって欲しくないことがあります。
購入する際にやってはいけないこと
それは衝動買いです。
ペットショップなどで犬を見て可愛くて買いたくなる気持ちはわかります。
なぜかと言うとむさしもペットショップで買われた子です。
しかも生々しい話をすると、むさしの購入された金額はさすけを購入したときの4倍以上もの金額でした。
そんなお金を出して購入された子でも、半年も経たないうちに手放されるのです。(金額に関してはむさしに関する書類をもらった中にペットショップの購入したときの書類も入っていたので、わかりました。)
犬を飼うことで制限されること
購入されてから手放された子など、不幸な犬がいなくならないのは私は人のせいだと考えています。
犬を購入することを考えている方は、犬が可愛いなど良いところだけに目を向けず、大変なところを主に調べてからにしてください。
ちゃんとしつけができる環境であるのか考えてください。
それが無理ならドッグトレーナーに依頼することもできます。
その場合はその費用を払えるのかも考えてください。
まず、しつけが無理なら犬を飼うことはお勧めしません。
しつけのしっかりされていない子に育ってしまうと、犬の悪いところばかりが目につくようになってしまうと思います。
そうなると手放したくなってしまうのではないでしょうか。
また、自由に旅行に行くことはできなくなります。
体調不良(入院など)になったときに代わりに世話をしてくれる人はいるのか。
エサをあげなくてはいけなかったり、トイレの管理、散歩、毎日やることは山ほどあります。
それを代わりにやってくれる人が周りにいるのかはペットのためにきちんと考えてください。
アレルギーがないのかも確認してください。
散歩に毎日連れて行ける時間の余裕はあるか。
散歩だけでなく、様々なことで時間は取られます。
自分のことに使える時間は確実に減ると思ってください。
経済的余裕について
犬を飼うと、エサ、トイレシーツ、おもちゃ、その他道具など様々な支出があります。
また、犬種によっては毎月のようにトリミングに行かなければならない子たちもいます。
その費用で自分たちの生活費まで圧迫することはないのか考えてください。
何より病気をしたときに適切な治療を受けさせるだけの経済的余裕があるのかは考えてください。
犬の医療費は人間のように保険が利きません。
ペット保険はあるのですが、自分たちが負担する額が減れば減るほど、月もしくは年ごとに払う料金は大きくなっていきます。
どちらにしても、お金がかかります。
手術費や保険代なども調べてください。
予防接種などもあります。
今までのことを踏まえてかかる総額をきっちり考えて、払う余裕があるのかを見定めてから飼うようにしてください。
経済的余裕がなく飼えなくなるのは、自分たちにとっても良いことがありません。
犬を飼うことについて
犬を飼い始めたら生活は間違いなく犬中心となります。
その覚悟は守ってください。
犬を飼うことは可愛くて楽しいだけではありません。
私は先ほどまであげた話の中で1つでも負担だと思うことがあった方は、解決策を考えてから飼って欲しいです。
もし、わからないことがあれば、周りの方や、ペットショップやブリーダーの方にどんどん聞いてください。
飼い始めてから何の解決策もない現実にぶち当たってしまってからではもう遅いです。
保護犬や譲渡犬を減らすために
1人1人が自覚を持つことで保護犬や譲渡犬を減らすことはできると考えています。
先ほどまでにあげたことは犬を飼っている人からすれば当たり前だと思うことでしょう。
でも衝動買いする方は、それも考えない方がいるのも現実です。
「命を買う」「命を飼う」「命を預かる」
とても責任重大のことです。
犬は物ではなく1つの命です。
人と同じように産まれた時からミルクを飲み、ご飯を食べ、排泄もします。
声も出します。
感情も出します。
病気も怪我もします。
年ももちろん取ります。
しかもそれは人間よりも数倍のペースです。
介護も必要になります。
想像してから飼うようにしてください。
まとめ
ペットが出てくるドラマや映画などが人気になると、そのペットが爆発的に売れるようになるのはよくあります。
ですが、ドラマや映画で出てくるような子は特別な訓練を受けているような子がほとんどで、とても賢い子たちばかりです。
そこを理解していなく、飼い始めてみたら全然違うと思い手放されることがよくあります。
わからないことは必ず調べてください。
ペットを捨てるということは、ものを捨てるのではなく、命を捨てることです。
自分が捨てられたらどう思うのかを考えてから行動してください。
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