免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(3)
目次
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
かかりつけの動物病院へ
仕事から帰ってきた私と夫はついに病院に行きました。
この時のさすけの様子は、普段と何も変わらずとても病気を患っていると思う感じには見えませんでした。
ただ、土曜日のフラつきと、この日の朝のガクッと力が抜けた感じのフラつきが気になっていました。
病院へ向かっている途中、車の中で夫と話したのは脳とかの病気だったらどうしよう・・・
私たちはもし重い病気だとしたら脳を疑っていました。
2018年10月17日 水曜日 夕方 初診
病院に到着してから、病院の中に入って、診察室に呼ばれ初めて症状を確認した土曜日〜当日の朝までの様子を伝えました。
とりあえず、血液検査をしてもらうことになりました。
さすけを先生に預けて私と夫は待合室でさすけの検査が終わるのを待ちました。
待っている時間に私たちは一気に不安になり、夫と「大丈夫だよね?」とお互いに確認し合うように話していました。
検査が終わり診察室へ
検査が終わったようで、再び診察室に呼ばれ入室すると深刻な顔をした先生がさすけと待っていました。
先生の深刻そうな顔を見た私たちは、さらに不安になりました。
そして、ここから先生から説明を受けました。
あまりにショックだったので明確には覚えていないのですが、受けた説明について話していきます。
先生からの説明
「極度の貧血状態」「免疫介在性溶血性貧血の疑い」「このままだと命が危険」「今すぐ治療をしなければ」
と言われた記憶があります。
ここで1つ目の後悔が・・・
それは5歳の時に血液検査を受けて以来、ちゃんとした健康診断を受診していなかったこと。
いつ頃から血液の数値が悪くなり始めたかがわからなかった。
徐々に悪くなってきたのか、急に悪くなったのかが比較ができませんでした。
ここから「免疫介在性溶血性貧血」についての説明を受けました。
難しい言葉がいっぱい並べられていて、聞いても全然理解できなかったので、先生の本をコピーしてもらいました。
そのコピーを見ながら改めて説明を受けました。
ここで2つ目の後悔が・・・
この病気は早期発見・早期治療が必要な病気だということです。
土曜日の最初の異変の時に病気を疑って病院に連れてきていたら少しは結果が変わっていたのではないかと。
こういった私たちのような後悔する人を少しでも減らすために以下のことはやってもらいたいです。
・定期的な健康診断の受診
・今まで見たことがない異変が起きたら即病院へ
これをしっかりとやらないと、後で後悔するので、「これくらいなら大丈夫」と勝手に判断せず、専門家に頼るようにしましょう。
血液検査の結果

免疫介在性溶血性貧血では、主に「ヘマトクリット値」を観察します。
(ヘマトクリット値とは、赤血球の体積を示す数値で貧血の検査に利用される)
上の写真を見てもらえばわかる通り、赤血球数とヘモグロビン、ヘマトクリット値が大幅に正常値から外れています。
「免疫介在性溶血性貧血」の確定診断には「クームス試験」が必要ということで、外部機関に検査を依頼することになりました。
この日の病院代
これからしばらくは毎日通院することになり、この日は注射を打ってもらい薬をもらって帰りました。

これがこの日の病院代でした。
血液検査以外にも様々な検査をやってもらったので、少し値段がいきました。
帰宅後のさすけ
帰宅後のさすけは普段と変わらない様子で、元気な感じで食欲もありました。
でも、間違いなくこの日が闘病生活の始まりの日となりました。
ほんの少しのフラつきしか、異変として見せなかったので、それすらも気づかなかったかもしれない。
私たちの前でわかりやすいように症状が出てくれたので、そこは良かったと思います。
私たちがいない時にこの症状が起きていても気付くことはできないからです。
まとめ
先ほど話した教訓については、ペットを飼っている人には特に注意してもらいたいです。
人間でも同じことが言えるかもしれませんが、ペットは人間よりも神経質です。
また、言葉を話せるわけではありませんので、私たち人間から気づいてあげる必要があります。
正直、あれだけ元気だった我が子が急に病気になるなんて思ってもいませんでした。
急にやってくるペットの闘病生活を手助けしながら、見守るのは辛いものです。
そのためにも早め早めに対応することが大切だと思います。
次回
この翌日も病院で検査を受けたので、その検査結果などお伝えします。
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