免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(5)〜1日検査の日帰り入院〜

2020年4月29日

私の情報

私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。

そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)

その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。

また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。

なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)



病院へ行く前の朝の様子

朝の食欲はこの日も変わらず、いっぱい食べました。

ですが、食べるペースは少し遅くなったように見えました。

それ以外には特に変化はありませんでした。

2018年10月19日 日帰り検査入院

この日は1日検査をしてもらうための日帰りの入院でした。

私は仕事があったので、夫が仕事へ行く前に病院にさすけを預けに行ってくれました。

検査を終えた夕方には、私と夫の2人でさすけを迎えに行きました。

検査結果の報告

検査を終えたさすけを迎えに行き、検査の結果を教えてもらうために診察室に入りました。

診察室に入ると、深刻な顔をした先生が不安そうな顔をしたさすけを連れてきてくれました。

診察室では、まず初日に外部機関に出してもらっていた「クームス試験」の検査結果報告をしてもらいました。

「クームス試験」の検査結果

この検査の結果で「免疫介在性溶血性貧血」が確定しました・・・

違う病気かもしれない、たまたま今だけ血液の状態が悪いだけと思うことは、この検査をして確定したことによってできなくなりました。

そして、さらによくない報告が続きます。

血液検査の結果

この日は血液検査の結果報告書はもらえなかったので、10月17日〜10月20日の血液検査の報告より

この表には10月19日のものが2つありますが、左側が朝の数値で右側が免疫抑制剤を投薬後の数値です。

表を見てもらえればわかる通りなのですが、やはり免疫抑制剤の投薬後の方が、正常値まではいかないものの数値が良くなっているのは見て取れます。

この日からは本格的に免疫抑制剤の服薬が始まりました。

この病気を決定づける他の症状も先生と一緒に確認しました。

確認できた症状

それは血尿のように赤い尿(血色素尿)、さらには貧血により白くなった歯肉です。

なぜさすけの赤くなった尿に気づかなかったのかと言うと、それはトイレシーツに色がついていて吸収すると、この時のさすけの尿の赤さではわかりにくかったからです。

白い歯肉はさすけは歯磨きが大嫌いで、絶対に磨かせてくれなかったのであまり口の中を見ることがなかったので気づきませんでした。

さすけの歯磨きの方法

歯磨きは「ヒルズのt/d大粒」をフードの量を少し減らして食後に1〜2粒食べさせていていました。(⇦先生の指導のもとです)

以下がその商品となります。

歯磨きが苦手なわんちゃんに是非使ってみてください。

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この日は、これ以上血液の数値が悪くなると輸血が必要となるため、血液型検査をしてもらいました。

⇧こちらが血液型の検査結果となります。

こちらがこの日の診察代になります。

帰宅後

さすけは喉が渇いていたのか水を一気にがぶ飲みして、昼に病院で食べさせてもらったシチューと水をもどしました。

これを見たときに一気に弱ってしまった気がしました。

夜ご飯は薬が増えたせいか、フードに薬を入れたら嫌がりました。

嫌がっている状態で無理やり食べさせてもかわいそうなので、フードにお肉をトッピングしてあげました。

そしたら、食べてくれて一安心です。

私は会社の方達に連絡

この日に私は会社の上司や同僚にさすけが病気になったことを話しました。

みんな犬は家族だからさすけを優先していいからねと優しく温かい言葉をかけてもらいました。

夫が仕事の調整ができない日は、みんなの言葉に甘えてさすけの治療を優先させてもらうことができました。

まとめ

「クームス試験」でさすけの病気が「免疫介在性溶血性貧血」と確定した時は残念な気持ちはもちろんありました。

ですが、病気になってしまったからといって、私たちが落ち込んでさすけに悪影響を及ぼさないように、これから一生懸命病気と闘うさすけを少しでも手助けしてあげたいです。

また、日々さすけが弱っていっているのは目に見えてわかるようになってきました。

もっと気をつかって何かあったらすぐに病院へ連れて行けるように対策をしました。

私の会社の方達が、こういったことに理解のある方達でほんとに良かったと思いました。

次回

翌日の血液検査の結果(今回も少し載せましたが)

さらにさすけの変化について話していきます。

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