免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(7)〜輸血について〜
目次
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
2018年10月21日 受診
この日は病院の休診日でしたが、さすけのステロイドの注射は毎日欠かせないということで注射だけ打ってもらいにいきました。
会計は翌日の診察の時に一緒に精算をするとのことでした。
本当にさすけのステロイドの注射のためだけに病院を開けていただきました。
動物のことを1番に思って動いてくれる動物病院が近くにあって良かったと思いました。
動物病院の先生にはいろいろ教えていただいたり、休みの日にも開けてくださったりと、この時に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
帰宅後・・・
私は1日仕事が休みだったので、1日中さすけと過ごすことができました。
この1週間で一気に進行して弱ってしまったさすけの姿に、早期に気付いてあげられなく申し訳なく後悔と反省をしていました。
そんな私に気付いてくれたのかずっとさすけは甘えてきてくれて、温もりを感じさせてくれました。
病気で辛いはずのさすけに逆に励まされる形になってしまって情けなかったです。
改めて、動物には物凄い力があり、言葉は通じなくても何か心が通じ合っているような気がしました。
朝ごはんも夜ごはんも量を少しだけ減らして、その分トッピングを増やしてあげたら完食してくれました。
2018年10月22日 受診
この日は夫が仕事が休みで、1日中さすけと過ごしていてくれました。
夫は1人で診察に連れていくのは不安なので、できるだけ私と一緒に病院に行くということで、夕方私が仕事から帰ってきてから行きました。
この日も血液検査をしてもらいました。
血液検査の結果

私はこの結果を見て愕然としました。
上の表を見ていただければわかる通り、この病気で1番大事な数値であるヘマトクリット値が危機的な数値となっています。
毎日の免疫抑制剤とステロイドも全く効いていないように感じる結果でした。
この状況が意味していることは、薬の効果が発揮されるまでの時間稼ぎとしての輸血しか手段がないということです。
ここで先生から輸血のメリットとデメリットの説明を受けました。
輸血のメリット・デメリット
・一時的に貧血の状態から改善される
・時間稼ぎができる
・拒絶反応を起こしてしまった場合、命を落としてしまう可能性がある
輸血をしても、しなくてもさすけの命は危険な状態です。
ならば、少しの可能性にかけて輸血に希望を託すことにしました。
供血犬について
しかし、ここでちょっとした問題が・・・
病院の供血犬とは、さすけの血液型は一致しませんでした。
初めての輸血のため、血液型の一致は問題視するほどのことではないそうですが、念には念をということで、提携している他の病院の供血犬にさすけと血液型が一致している子がいるかどうか、聞いてもらえることになりました。
輸血をすることでさすけの命を救える可能性が少しでも高くなる可能性があるのなら、何もせずに後悔するよりもできることは全てやってもらいたいと思います。


10月21日と10月22日の診察代になります。
家に帰ってからのさすけの様子
会計待ちの間に、病院に行って診察を受けたプチご褒美として前回からサンプルのおやつをあげるようにして、今回も食べてくれました。
ですが、帰ってきてからの夜ご飯を初めは全然食べてくれませんでした。
しかし、色々トッピングしたらそのトッピングだけ食べてくれました。
この日からはなんでも良いから食べてくれるだけで嬉しいと思う日々が始まりました。
早くご飯も普通に食べてくれるようになってくれる日が来るのを待つことしかできません。
まとめ
病院が休みの日でも、さすけのために病院を開けてくださる病院の先生方にはとても感謝しています。
1日さすけと生活をしていると、免疫介在性溶血性貧血になる前と後での変化がだんだんと目に見えてわかるようになってきます。
人の感情の変化にすぐに気づけるさすけは本当に良い子になってくれたと改めて思いました。
そんなさすけのためにも、さすけの命を救える最善の方法をとっていきたいと思います。
次回
さすけの生活にさらなる変化が出てきました。
さらに、血液検査でも・・・
それについて話していきます。
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