免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(8)
目次
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
この日の朝のさすけの様子
エサのあげ方について
昨日あたりからご飯をドライフードだけでは食べてくれなくなりました。
最初の頃に、ドライフードの中に薬を混ぜていたのが原因なのか、単純に食べられなくなっただけなのかはわかりませんが、このままではよくないのでこの日の朝も一工夫をしました。
朝からトッピングを作ってあげる時間はなかったので、この日は犬用のミルクでドライフードをなるべく柔らかくしてあげれば、少しの量でしたが食べてくれました。
そんなエサの時の唯一の救い
食べる量が減ってきて満足に食事ができずに体調面が心配ですが、唯一の救いと言えることがあります。
それはいつものように「さすけー、ごはん」と呼べばゆっくりフラフラと歩きながらでも、ご飯を食べるところまで来てくれることでした。
きっと心の中ではたくさんご飯を食べたいのだけれど、食べられないんだなと思います。
早く病気が良くなって、前みたいに豪快にご飯を食べるさすけを見たいです。
投薬の時間
食後には薬をあげなければならないのですが、量もだんだん増えてきて飲ましてあげるのが大変になってきました。
特にシュナウザーは賢い犬種なので、薬とわかると拒否をしてのでくれなかったり、一回口の中に入れてからでも薬があると分かった瞬間に、「ペッ」と吐き出すようになってきてしまいました。
とにかく気付かれないようにおやつに埋め込んで食べさせていましたが、それでもだんだん気付いてきてしまって、吐き出す回数も増えてきてしまいました。
そこで、錠剤は細かく潰して「ちゅ〜る」に混ぜて吐き出せないように口の中に塗り付けました。
粉薬は少量の水に溶かしてから、スポイトであげるようにしました。
多少無理やりあげていますが、薬はあげないと命に関わることなので仕方がありませんでした。
2018年10月23日 受診
日中は夫が仕事が休みで家に居てくれるということで、夕方から一緒に病院に連れていきました。
血液検査の結果

血液検査の結果はまた悪くなっています。
免疫介在性溶血性貧血で1番大事なヘマトクリット値は下がる一方になってしまっています。
本当に危険な数値となっていっているとのことです。
輸血の決定
元から輸血はするつもりでしたが、ここで正式に輸血をすることが決定しました。
昨日に探してもらっていたさすけと同じ血液型の供血犬についても、提携の病院に同じ血液型の子がいたようで、問題なく供血にも承諾が頂けました。
日付としては、明後日の25日にやってもらうことになりました。
何も問題なく、輸血ができればと願うのみです。

帰宅後のさすけの様子
散歩の様子
筋肉質だったさすけでしたが、筋肉が一気になくなり痩せ細ってしまいました。
そんな状態でしたが毎日ゆっくりでしたが、散歩にはいきました。
病気になってからも「さすけ散歩」と言うと起き上がって、玄関までトコトコ歩いてきてくれるくらい散歩が大好きだったので必ず毎日連れていきました。
すぐに息が上がってしまって、途中で歩けなくなってしまう日も増えてきましたが、歩けるところまでは歩かせてあげました。
そこからは抱っこして帰るようにしました。
寝る時の工夫
今まではさすけと一緒にベッドで寝ていましたが、少しの段差でもケガになってしまいそうなくらい体力が落ちてしまいました。
そこで、ベッドの下に布団を敷いて一緒に寝るようにしました。
少しでもさすけが生活しやすいようにしてあげました。
輸血について少し考えてみました
輸血が決まって、リスクがあることはもちろん理解していますが、それを考えても輸血をすることを決意しました。
輸血がうまくいってくれれば、免疫抑制剤の効果が出てくるまでの時間がもらえます。
これも賭けとなります。
免疫抑制剤の効果が現れてこなければ、再度輸血をしてもらうことになります。
2回目の輸血ではリスクがさらに高くなってしまいます。
私と夫は先生を信頼して、私たちは専門的なことは何もわからないので全て任せることをお願いしました。
まとめ
ご飯も食べられなくなってきて、散歩でも好きなように歩けなくなる。
そんなさすけのために私たちができることも数少ない。
最終的にはさすけ自身の生命力というか、秘めている力が結果になってくると思う。
とにかく頑張って治して、また元気に生活できる日が来て欲しい。
次回
いよいよ輸血をします。
その時の話を中心に次回は話していきます。
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