免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(10)
目次
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
朝のさすけの様子
朝ごはん
この日の朝ごはんは食べたそうにしていたのですが、食べません。
はじめ少しのドライフードにトッピング…
しかし食べてくれません。
作り置きしておいたレバーとひじき煮をあげたら、これは少し食べてくれました。
病気になるまでは、なんでもガツガツ食べていたのが嘘のように思えるほど、好き嫌いも激しくなって、少しの量しか食べなくなりました。
薬のあげ方について
薬はネットで見つけた「おくすりちょーだい」が届き、粉薬や小さい錠剤は嫌がらず、飲んでくれるようになりました。
2018年10月26日 日帰り入院
この日もさすけは日帰り入院でした。
病院へ行く前に少し散歩をしました。
輸血のおかげもあって歩行はゆっくりであっても、呼吸は落ち着いていてハアハアすることはありませんでした。
病院では点滴や今できる治療をしてもらって血液検査をしました。
血液検査の結果

この日は日帰りの入院となったため、2つ数値があります。
左側の数値が、朝連れて行った時の数値、右側の数値が、治療後の夕方の数値です。
まだまだヘマトクリット値は正常値までは届きませんが、前回の血液検査に比べてこの日はかなり回復しているのが分かります。
心配なのは、血小板の数値が初診の頃と比べてかなり減少していることです。

治療は次のステップへ
脾臓摘出の検討です。
脾臓は赤血球を破壊する場所とされているようです。
今のさすけには赤血球を破壊されると困ることばかりです。
たとえ脾臓を摘出しても、その後の生活にはそんなに心配するほどの支障がないと言われました。
こちらも色々調べながら、今後脾臓の摘出も検討していくかありません。
全てはさすけの命のために。

2018年10月27・28日 自宅
免疫介在性溶血性貧血と診断されてから、毎日欠かさずに病院へ通っていたのですが、この27日と28日は自宅で服薬だけで良いということになりました。
27日と28日は、私も仕事が休みだったので、さすけの様子をずっとみていることができました。
そのため、さすけにもし何か異変が起これば、すぐに対応することができます。
服薬
前回少し書いた食間2時間空けるシクロポリンの服薬です。
この薬は私たちが苦手としていた口を開けてゴクンと飲ませてあげないといけない薬です。
初めは私1人で挑戦をしようとしました。
でしが、歯磨きをさせてくれないくらい口を触られることが大嫌いなさすけは全力で拒否をしてきます。
拒否をしてくる時のさすけはある意味生命力を感じるほどの力強さでした。
そのため、1人で薬を飲ますことはやめて、夫と2人がかりでやることにしました。
方法
夫がさすけの体を支え口を開けます。
そして、私が薬を舌の奥にしっかりと入れてあげる。
これだけのことですが、さすけの抵抗はなかなか激しく毎回数回は失敗していまい、さすけにも長い時間つらい思いをさせてしまいました。
ただ、この薬が今のさすけの命綱です。
不器用なあげ方かもしれないけれど、絶対にさすけに飲んで欲しいという私と夫の気持ちが伝わったのか、何回吐き出しても最終的には諦めてゴクンと飲み込んでくれました。
口を触るのが嫌がるからという理由で口周りのお手入れもあまりやってこなかったことをこの時に反省しました。
こういう状況になった時に、どこを触っても大丈夫なように育てておかないと結果として愛犬に負担をかけることになってしまいます。
まとめ
普段からの習慣がこういった時に愛犬のストレスを少しでも軽減することにつながるということがわかりました。
病気になってからかかるストレスは普段の生活以上に命に直結していきます。
そのためにも、できるだけ苦手な事は小さい頃のうちに克服させておくのがいいでしょう。
それがいずれ愛犬のためにも自分たちのためにもなります。
次回
先生から今後の治療の方針を説明していただきました。
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