免疫介在性溶血性貧血と闘う犬(11)
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
2018年10月29日 受診
2日間病院に行っていなくて先生に様子を見てもらえていなかったので、血液検査の数値がどうなっているのか不安と期待を背負ってこの日は病院へといきました。
輸血の効果が効いている間は薬の服用以外の治療がないそうです。
血液検査の結果

ヘマトクリット値は少し減少してしまいましたが、前回の血液検査で1番心配だった点の血小板の数値は基準値まで増加していました。
ヘマトクリット値の数値が改善していないという事は、免疫抑制剤の効果が出ていないことを意味しています。
そこで、輸血の効果がなくなる前に次の治療の方針を決めていくことになりました。
以前話したように、私たちでは専門的な知識はわからないため基本的に先生に治療は全て任せることにしています。
これからの治療方針

先生が今考えられる治療の方向を上のように紙に書いて説明してくれました。
ヘマトクリット値の数値が改善していけば投薬治療の継続になりますが、このまま改善されていかなかったり、悪化していくようならば再度輸血をして、前回も少し話したように脾臓の摘出手術を検討しなくてはなりません。
この日は血液検査で脾臓の数値(GPT)が大幅に基準値よりも高くなっていたため、自然と薬の種類も量も増えてしまいました。

30日と31日は再び自宅で服薬だけで、次回は11月1日の血液検査になります。
翌日からのさすけの様子
さすけは輸血をしてからは、この免疫介在性溶血性貧血になってから酷かった呼吸が荒くなるという事は無くなりました。
ですが、ほとんどの時間で寝ています。
食事+投薬の方法
手作りフードを少しと大好きなチーズのおやつを少し食べる程度になりました。
薬は量が多いので、ヨーグルトに混ぜて口に塗り込んであげたり、カッテージチーズと練って食べさせてあげたり、「おくすりちょーだい」に混ぜて食べさせてあげたり、犬用のミルクに溶かしてスポイト飲ませてあげたりと毎回あげる方法を変えて飲ませてました。
食間2時間空けるシクロスポリンだけは相変わらず夜に夫と2人で飲ませていました。
飲ませ方がかなり強引でさすけにはツライ思いをさせて飲ませていたので、シクロスポリンを飲んだ後、夫と私はさすけの大好きな散歩に連れて行ってあげることにしました。
これは頑張って飲んでくれたご褒美としてです。
散歩
ゆっくり歩行ですが、毎回嬉しそうに行ってくれました。
この夜の散歩はさすけが亡くなる前日の夜まで毎日欠かさず行きました。
散歩をしているとさすけの体の変化がよくわかります。
筋肉も落ち、体重も減り元々薄いグレーだった毛もほとんど白くなってしまいました。
それでもさすけは一生懸命に前に進みながら生きていました。
一生懸命歩いていました。
私たちにできること
弱っていくさすけの姿を見て、特に散歩中に今この時に私たちができる事はなんだろうとよく考えました。
結局いろいろ考えてみても、私たちにできる事はさすけが嬉しい・楽しいと思える時間を少しでも多く作ってあげることと、できるだけ一緒にいること、そして少しでも食べてくれるものを作ってあげることしか思いつきませんでした。
孤独にを感じさせることがないように常にそばにいてあげたいです。
まとめ
どれだけ願ってもさすけの血液検査の結果が良好になる事はありません。
それでも信じて願うことしかできません。
嫌いな薬を頑張って飲み、大好きな散歩も思う通りに歩けない中それでも必死に生きているさすけのためにも、早く治してあげたいです。
次回
病院での血液検査の結果の報告。
さらに大好きなじいちゃんに会いに行きました!
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