ペットロスの現実

私の情報

私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。

そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)

その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。

そんなさすけは免疫介在性溶血性貧血という難病になってしまい、亡くなってしまいました。

その時の闘病の様子はこちらからご覧ください。(こちらもシリーズ化となっています)

また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。

なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)



ペットロスの現実

私がさすけが亡くなってから実際に体験したペットロスの症状について今回は話していきます。

<気持ちの面>

さすけが亡くなってからは常に喪失感がありました。

何をしていても勝手に涙が出てきたり、何をしていても楽しさを感じる事がなくなりました。

何をしていても悲しいという感情が常にあるのです。

まるで他の感情は捨てられたみたいに。

さすけは生活の一部となっていたので、何をするにもさすけのことを思い出してしまい、思い出しては泣くということを繰り返していました。

<家族以外の人との関わり>

基本的には誰とも話したくありませんでした。

会社でも上司や同僚はさすけの闘病中から、私とさすけのことを温かく見守ってくれ協力してくれた方々なのにも関わらず、この時ばかりは仕事に必要な最低限の会話をすることが私の中では精一杯でした。

とても感謝している優しい方々とも関われなくなりました。

常に気持ちはネガティブの方向を向いていました。

毎週必ず行っていたじいちゃん・ばあちゃんの家にも2週間以上の期間行く事ができませんでした。

じいちゃんが脳出血をやってからこんなにも長い期間行かなかったのは初めてでした。

じいちゃんのことを心配する気持ちも気にかけるような心の余裕はなくなっていました。

<家族との関わり>

家族はみんな私の気持ちを理解してくれて、優しく時には「また泣いとる」と笑いながら見守ってくれていました。

家族が変に気を使わずにいつも通りに接してくれたので甘えさせてもらっていました。

さすけが大好きで毎日のように食べさせていたキュウリと豆腐はしばらく我が家の食卓に並ぶことはありませんでしたが、それについても誰1人として文句を言ってくることはなく待っていてくれました。

大切なさすけという家族を失ったのは私だけではなく、みんな同じで悲しいはずなのに、私がずっと悲しんでいることを否定をせずに、ただただ元に戻るまで見守ってくれていました。

<食欲不振>

さすけが亡くなった日から、ご飯が食べられなくなりました。

亡くなってから3日間ほどは何も食べる事ができませんでした。

げっそりとし始め、自分でも流石にまずいと思い何か食べようとしてみましたが、固形物は口に入れただけで吐きそうになったため、スープや味噌汁などの汁物だけをなんとか食べるようにしていました。

1週間ほどが経ち、ずっとこのままではダメだと思い少しずつ固形物も食べるようにしましたが、今度はお腹をくだしてしまいました。(汚くてすみません)

症状はいつまで続いたの?

この症状は現在飼っているミニチュアシュナウザーのむさしを迎えるまで、ずっと続いていました。

ペットロスで身体的にも精神的にもやられていた私を救ってくれたのは、ペットのむさしです。

むさしはそんなさすけのことを考えている暇がないくらいのやんちゃ坊主だったので、ペットロス状態の私にはちょうど良かったのかもしれません。

そして、さすけが亡くなってから今でもさすけが私の腕の中で息を引き取った時の最期の時間がフラッシュバックしてきます。

その度にさすけの病気に早期に気付いてあげられなかったことを後悔し続けています。

むさしを迎えていなかったら私はどうなっていたのかは想像もできませんが、きっとずっと悲しみの中でもがき苦しんでいたのだと思います。

まとめ

失ってから気づくものがあるとよく言われます。

それは失ったものについてだけではないと思います。

さすけがいなくなってから、さすけがどれだけ私の心の支えになっていたのかはよくわかりました。

ですが、それだけではありません。

ずっと落ち込んで悲しんでいる私を見守ってくれるくらいになった子供の成長や、夫の優しさ、会社の方々の温かさに改めて気づく事ができました。

周りに恵まれて生活していることを感じる事ができました。

ペットロスで落ち込んでいる時は、周りの方達に甘えてください。

1人になったわけではないということを気づかせてもらえます。

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