脳出血の治療・リハビリ(我が家のじいちゃんの場合)
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
そんなさすけは免疫介在性溶血性貧血という難病になってしまい、亡くなってしまいました。
その時の闘病の様子はこちらからご覧ください。(こちらもシリーズ化となっています)
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
新しくミニチュアシュナウザーの「こじろう」をブリーダーさんから迎え入れました。
「こじろう」を迎え入れるまでの経緯からその様子はこちらからご覧ください。
2014年8月の出来事
2014年の8月のある日の夜、じいちゃんは突然自宅で倒れた。
幸いにもばあちゃんが家にいてすぐに気づいたので、すぐに救急車を呼ぶことができた。
(じいちゃんは当時72歳、ばあちゃんは当時63歳)
病院へ
私はばあちゃんからの電話ですぐに病院へと駆けつけました。
医師から一刻を争う厳しい状況ですぐに緊急手術が必要と言われました。
その際に、脳内の血管が切れて、大量に脳内に血が溜まっていて、命が救えても後遺症が残る可能性が高いという説明を受けました。
手術後3日ほど集中治療室で治療を受け、意識が戻って一般病棟へと移りました。
術後の医師からの説明
私はばあちゃんに付き添い医師からの説明に同席をしました。
手術前のレントゲンを見せてもらいました。
脳内のほとんどが血で黒くなっていました。
術後のレントゲンをその後に見せてもらってきれいになった脳内から損傷している場所も見ることができました。
じいちゃんの場合、左脳だったため右半身の麻痺・言語障害が残る可能性が高いとの説明を受けました。
1ヶ月ほど救急病院に入院をして治療していましたが、ほとんど寝たきりで食事の時起き上がっている間も支えが必要でした。
右手に麻痺もあり、自分でスプーンを持つことができませんでした。
その後リハビリの専門病院へと移動をしました。
リハビリの専門病院へ
理学療法・作業療法・言語療法をしてもらいました。
転院して始めの頃は自分の状況を受け入れられなかったようで、リハビリの拒否やご飯を食べないなど様々な問題がありました。
各療法士の方々も早めにリハビリを開始しないと回復がどんどん遅れてしまうと危機を感じるほどでした。
リハビリをしないじいちゃんへの対応
リハビリを拒否し続けるじいちゃんに私がしたこと。
駄々っ子になって療法士の方に逆ギレしている姿を動画で撮り、じいちゃんにその動画を見せて「ずっとこんなんでおるんか!」と叱りました。
それからはじいちゃんも自分の姿を客観的に見て何かが変わったのか、ちゃんとリハビリをしてくれるようになりました。
ちゃんとリハビリを始めたら割と早い段階で手摺を持って歩行できるようになりました。
右手の機能も握力はかなり弱くなってしまいましたが、箸を使ってご飯も食べられる程に回復しました。
本人がやる気になって頑張ったので、リハビリ病院を退院する頃には自分の身の回りのことやお風呂もトイレも1人でできるようになりました。
退院した後、家でもできるリハビリのために大人の塗り絵を買いました。
リハビリを頑張りましたが、言語障害で失語症だけ後遺症で残ってしまいました。
まとめ
じいちゃんが倒れたということを聞いたときには心配でしたがとりあえず、命は救われたのでよかったです。
その後のリハビリも最初は全然やってくれなくて、療法士の方々にはたくさん迷惑をかけましたが、最終的にはしっかりとやってくれたのでよかったです。
後遺症も少しは残ってしまいましたが、最初に言われていた事態よりは良くなったので、医師の方々には感謝しています。
次回
じいちゃんの後遺症である失語症について話していきます。
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