高齢者とペットの暮らし(31)〜1年経過〜

私の情報

私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしとブリーダー より迎えたこじろうと暮らしています。

そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)

その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。

そんなさすけは免疫介在性溶血性貧血という難病になってしまい、亡くなってしまいました。

その時の闘病の様子はこちらからご覧ください。(こちらもシリーズ化となっています)

また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。

なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)

新しくミニチュアシュナウザーの「こじろう」をブリーダーさんから迎え入れました。

「こじろう」を迎え入れるまでの経緯からその様子はこちらからご覧ください。



うさぎと暮らして1年経過

じいちゃんとばあちゃんとおとちゃんの暮らしも無事に1年を迎えることができました。

じいちゃんとばあちゃんとおとちゃん、みんな病気も怪我もせず1年を過ごすことができました。

たびたびこのブログで様子を書いていましたが、明らかにじいちゃんとばあちゃんに変化がありました。

この1年間様子を見てきて、じいちゃんとばあちゃんにおとちゃんをプレゼントして本当に良かったと思っています。動物の持つ力は本当にすごいと実感しています。

〈じいちゃんとばあちゃんの変化〉

・よく話すようになった

・責任感が強くなった

・若返ったような…

・素直になった

・笑顔が増えた

・頭を使うようになった

じいちゃんは脳出血の後遺症による失語症の影響で以前は自ら話しかけてくることが少なかったが、今ではおとちゃんの様子を楽しそう伝えてくれます。

おとちゃんのおやつが少なくなってくると、買って来てほしいと自分の願望も言うようになりました。

ばあちゃんもおとちゃんのことが可愛くて仕方がないようでたくさんおとちゃんの可愛い自慢を話してくれます。

うさぎの世話

おとちゃんの普段の世話はじいちゃんとばあちゃんだけでやります。

毎日の水換え、チモシーやペレットの管理、フンやトイレの掃除も完璧です。毎日部屋んぽもさせているようです。

部屋んぽ中におとちゃんが隙間に入らないように対策もじいちゃんとばあちゃんが考えてやっていました。

おとちゃんの世話や様子を見ることでじいちゃんも立ち上がる回数が確実に増えました。

口数も増え、笑顔も増えたせいか顔色も表情も良くなりました。

じいちゃんとばあちゃんの間に共通の存在ができたことにより、2人で話し合って考えるようになった。

以前使用していたチモシー入れは下の方に小さくなったチモシーがたまり使いにくいからと何か良い物は無いかとじいちゃんとばあちゃんは考えていました。健気なその姿を見て私は早速箱型のチモシー入れを探し購入しました。

ブラッシングや爪切り、ケージの掃除をするたびに何回も「ありがとう」「助かる」と言葉で言ってくれます。

自分たちではやれないお世話、ブラッシングの時は私についた毛を取るためのコロコロやゴミ箱を準備をしてくれます。ケージを丸洗いした時はケージを拭くタオルの準備や些細なことだけど自分たちができそうなことを手伝ってくれます。

まとめ

おとちゃんを迎えてから新型コロナウィルスが蔓延し、じいちゃんは一段と外出をしなくなりました。

もしおとちゃんを迎えて居なかったら、この1年でじいちゃんはもっと足腰が弱くなりほとんど話さなくなっていたかも知れません。もしかしたら認知能力も低下していたかも知れません。

確かにじいちゃん1人ではウサギを飼うことは不可能です。ばあちゃんが受入れてくれて協力してくれたから、今じいちゃんとばあちゃんとおとちゃんの暮らしが成立しています。

お手入れのことまで含めると高齢者2人では無理だと思います。高齢者がペットを飼うには我が家のような協力者が居ないと飼われたペットが不幸になってしまいます。

協力者が定期的にフォローできる環境なら高齢者がペットとしてウサギを飼うことは可能だと私は思います。協力者はウサギの飼育の仕方、生態をしっかり勉強することが大前提になります。

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