トリミングサロンでの問題行動〜克服までの道のり〜
私の情報
私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。
そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)
その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。
そんなさすけは免疫介在性溶血性貧血という難病になってしまい、亡くなってしまいました。
その時の闘病の様子はこちらからご覧ください。(こちらもシリーズ化となっています)
また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。
なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)
新しくミニチュアシュナウザーの「こじろう」をブリーダーさんから迎え入れました。
「こじろう」を迎え入れるまでの経緯からその様子はこちらからご覧ください。
犬のトリミングサロンでの問題行動
以前こじろうのトリミングサロンでの問題行動ついて書きました。その記事はこちら
この問題行動について我が家なりにどうすればこじろうは克服できるか考えました。
【対策】
まずいちばん重要なのは苦手な耳を触られても落ち着いていられるようにすること。
●慣れてもらう
①最初の1ヶ月は毎日顔や首を撫でるたびに耳も触り、耳をひっくり返して耳の中を見える感じで触り続けました。ひつこくやると嫌がるので、短時間にして何回もやりました。嫌がったり、嫌がりそうな雰囲気になったらすぐ辞めることを徹底しました。
②鉗子を購入。まずは鉗子を使って耳の毛を抜くのではなく、耳を持たれて鉗子が耳に入ることに慣れる練習。これを毎日やります。少し慣れておとなしくした時は、ひとつまみ少量抜くこともしました。

③週1回耳掃除シートを指に巻いて耳の中を軽く拭きます。これは耳を触られることと耳の中に違う感触の物が入ることに慣れてもらう練習です。
④耳を触ってもおとなしい時は、耳をひっくり返して親指と人差し指で耳の中の毛をつまんで少量抜く。耳の毛を抜いても痛くないことを教えるためです。(本当かは分かりませんが、以前行っていた動物病院の先生が指でつまめる毛をシュッと抜く分には痛くないと教えてくれました)
【トリミングサロンでは】
4月〜7月の計4回のトリミングでは、こじろうの仕上がりのお迎えの時間をいちばん最後にしてくれました。
理由は、私が抱っこをしてこじろうをなだめながら耳のお手入れをしてもらうためです。(トリマーさんからの提案です)
特に4月と5月はまだ家での練習の成果も不十分だったので、私が抱っこしていても怒り狂ってました。成果が表れたのは6月からです。
慣れさすために鉗子や指で少しずつ耳の毛を抜いていたので、こじろうにとって苦痛な時間が短くなったのと慣れも出始めて嫌そうにはしていたけど、だいぶ我慢できるようになっていました。
6月はあと少しのところで我慢の限界が来てしまい、怒ってしまいましたが、7月ははじめトリマーさんだけでチャレンジしましたがダメだったので、私がいつものように抱っこしたら怒らず最後まで頑張れました。
8月にはとうとう私の抱っこ無しで耳のお手入れをしてもらうことができました。お迎えの時にはキレイになっていたので実際には見ていませんが、聞いたところ…
トリミングサロンのアシスタントの方が、こじろうを撫でたり手などを使って気をそらしている間にトリマーさんがお手入れをするという方法が成功したと言っていました。4月からずっとこの方法もチャレンジしてくれていたようです。
9月もその方法でお迎えに行った時にはキレイになっていました。

その他の手入れ
こじろうは爪切りも苦手でした。4月と5月は耳のお手入れと同様に私が抱っこしている時に切ってもらっていました。6月には3本の足は抱っこ無しで切ってもらえましたが、残る後ろ足1本で嫌になってしまい抱っこして切ってもらいました。7月からは私がお迎えに行った時には切り終わっていました。
手足を触られるのも元々好きではなかったのですが、毎日2〜3回肉球クリームを塗るようにしているので手足を触られることもだいぶ慣れたようです。
トリマーさんは、お尻周りも嫌がらないしシャンプーも泥パックも気持ち良さそうにしてておとなしいと言ってくれています。

まとめ
家での練習の成果が確実に出ています。
飼い主が諦めなければ、必ず結果に繋がると実感しています。
こじろうの耳のお手入れの克服具合は完璧ではないのでこれからも地道に練習を続けていきます。
もしかしたら、10月のトリミングでまた大暴れして発狂してる可能性も否定できないです…笑
こじろうに関しては、トリミングサロンの方々に感謝しかないです。トリミングサロン選びもとても重要だと本当に思います。
トリマーさんも色々対策を考えてくれたり、こじろうのペースに合わせてくれたり、トリミングルームに私を入れて手伝わせてくれたりと…本当に助かりました。感謝しています。
ちなみに、こじろうはおやつ作戦もやりましたがダメでした。興奮していたので見向きもしませんでした。終わった後、落ち着いてからあげたら喜んで食べていました。
このブログの更新情報をあげているTwitter,愛犬むさしとこじろうのInstagram
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