高齢者とペットの暮らし(37)〜じいちゃん施設へ〜

私の情報

私は現在家族4人と、里親募集サイトから譲り受けたミニチュアシュナウザーのむさしと暮らしています。

そのむさしを譲り受けている時の様子が気になる方は、こちらからご覧ください。(シリーズ化してあります)

その前には、同じくミニチュアシュナウザーのさすけを飼っていました。

そんなさすけは免疫介在性溶血性貧血という難病になってしまい、亡くなってしまいました。

その時の闘病の様子はこちらからご覧ください。(こちらもシリーズ化となっています)

また、近所にはじいちゃん・ばあちゃんが住んでおり、そこには我が家が誕生日プレゼントとしてプレゼントした、ウサギのおとちゃんがいます。

なぜウサギをプレゼントすることになったのかという経緯はこちらで紹介しているので、気になる方はご覧ください。(こちらもシリーズ化してあります)

所持資格

  • 調理師免許
  • 愛玩動物飼養管理士2級
  • ペット共生住宅管理士
  • 犬の管理栄養士
  • 犬の管理栄養士アドバンス



6月にじいちゃんは病院へ入院しました。そして、2ヶ月の入院では症状は改善されることはありませんでした。

退院

7月中旬頃、治る見込みが無かったので、病院から退院について話がありました。

退院ということは、自宅で介護するか介護施設へ入所するかの選択をしなくてはなりませんでした。

8月初旬には退院し、今後をどうするか7月中には決めなくてはいけなくなりました。

じいちゃんの状態

じいちゃんは歩くことはできません。自分でご飯を食べることもできなくなっていました。お箸すら持つことができないんです。

そして、排尿も自分ではできなくなっていて常に管を付けていなくてはならなくなってしまいました。自分で排尿ができない=管が無いと命に関わります。

ずいぶんと痩せてしまいました。筋肉はもうありません。

ただ、ボケてはいません。自分の意思はしっかりしています。声は小さく弱々しく何を言ってるか分からないことも多いけど、頑張って伝えようと話してくれてます。

そして、話しかければうなずいたり笑ってもくれます。感情もあり、ちゃんと生きてくれています。

介護認定は要介護5。1人では何もできない状態です。

家族の選択

じいちゃんの今後については、ばあちゃんの気持ちを尊重することにしました。ばあちゃんが決めることに一切否定をしない、口を出さないと決めました。

ばあちゃんは、介護のサポートを受けれたとしても、要介護5のじいちゃんとの暮らしは難しいと判断しました。

現実的に、私も仕事をしています。介護のサポートをするにしても圧倒的に時間が足りません。ばあちゃんの負担は計り知れません。

介護施設にお世話になることに決めました。

もう、おとちゃんのいる自宅には帰って来れることほぼ無いと思います。

むさしとこじろうも、じいちゃんからおやつをもらうことももう無いと思います。

じいちゃん施設へ入所

病院とは違い、完全個室のためお見舞いの制限がかなり緩和されたので会える回数が増えました。

まだコロナが収まった訳ではないので、検温と1回の面会は30分以内で2人までと制限はありますが、以前と変わらず毎週仕事の休みの日は会いに行けるようになりました。

落ち着いてゆっくり話せる時間もできたので、iPhoneに入っているおとちゃんの画像を見せました。はじめ目を細めて難しい顔をしたので、もしかして忘れたのかなぁ?と思いましたが、じっと見てるうちに目を細めたままほんのり笑顔になっていました。おとちゃんのこと忘れてなかったみたいです。

ばあちゃんも家からそんなに遠くないため、毎日会いに行っているようです。

時間は短くても毎日ばあちゃんに会えて、ちょくちょく私や孫やひ孫たちが会いに来てくれることが嬉しいようです。

コロナがまた蔓延してくると、施設の面会も制限されるようなので会いに行けるときは会いに行ってじいちゃんとの時間を大切に過ごしたいと思います。

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